双眼鏡はアウトドアレジャーにも、バードウォッチングにも、スポーツ観戦にも欠かせないアイテムのひとつです。また、旅行に持って行っても何かと便利ですし、星空の観察にも楽しめます
このほかにも、コンサートの鑑賞や演劇の鑑賞にも使います。1万人のライブも珍しくない今の大きな会場でのライブの鑑賞にも必須アイテムと言えます。
あると便利な双眼鏡ですが、カメラと同じこと、凝っている人には反射率がどうとか、ダハプリズムがどうとか一般の人にはわからない奥の深さがあるようです。
遠視や乱視のメガネをつくるときもそうですが、良く見えるようにと度を上げ過ぎると別の問題が出て見えにくくなってしまうように、双眼鏡の倍率を上げ過ぎると見えにくくなってしまうようです。
観光地などに備え付けてある望遠鏡を覗いてすぐは、自分がどの辺を見ているのかわからなくなりますが、それと同じ現象が起こるようです。
従って双眼鏡の倍率は、使う場所に合った倍率が望ましく、4~7倍ぐらいがちょうど良く、星空などを観察する天体望遠鏡なら、2~10倍が相応しいようです。
量販店の売り場などでは、6倍、8倍、10倍などの双眼鏡が陳列されていると、お客さんの多くは10倍の方がよく見えると勘違いをして10倍の双眼鏡を買っていくといいます。
量販店側では売れる商品を置く必要があるので8倍以上の高倍率の双眼鏡を置くようになり、本来一番見えやすい4~7倍の倍率の物が店頭から少なくなっている傾向があるようです。
双眼鏡の選び方は難しいものがあるようですが、10倍の物になると手ブレをしてしまうので3脚が必要だといいますから、あまり倍率が高い物は通常使うには無理なようです。