前編と後編に分けて寝袋に関するイロハをご紹介します。
★後編はこちら:ちょっとだけ寝袋のお勉強【後編】
グースダウンと化繊
寝袋の中綿に使用されるのは、大きく分けて「ダウン」と「化学繊維」があります。
ダウンのメリットは、少しの羽毛でも空気を含んで膨らむので、収納時はコンパクトで軽くなります。デメリットは、水に弱く濡れると膨らまないことです。
化学繊維のメリットは、水に強く速乾性があり、選択ができるので手入れが簡単という点です。また、ダウンより安価で購入することができます。デメリットは、ダウンより収納時にかさばることで、トレッキングや登山など、荷物を軽くしたい人はダウンがおすすめです。
一方、海や川辺など水の近くでキャンプをする人、頻繁にシュラフを買い換えることが難しい人は化繊の方がおすすめになります。
寝袋のカタチ
代表的なのは2種類あります。用途やスタイルによって適したものをチョイスしましょう!
マミー型
顔以外全てを覆う身体にフィットした形になっており、保温性が高くコンパクトに収納できますが、動きの自由度は低くなります。
封筒型
長方形の布団のような形で、動きに自由度がたかっく、連結してサイズをアレンジすることも可能ですが、マミー型より保温力が低く、収納時にかさばります。
使用する温度域により異なるタイプ
①春から秋まで使える3シーズンタイプ ②夏に最適な薄手タイプ ③冬にも耐えられるタイプ など、使用する温度域によって、いくつかのタイプが用意されているので、場所と時期に応じて、使いやすいものを選びましょう!
合わせて読みたい!