山登りの際の必需品、トレッキングポール(ストック)。自分にあったトレッキングポールを使うことで、山登りの際の身体の負担が全く違ってきますよね。
また、トレッキングポールには疲れを軽減するだけではなく、転倒などの予期せぬ怪我を防いでくれる効果もあります。
ただ、山登りを始めた初心者の方だと、どのように選べばいいのかわからない、という声もよく聞きます。
そこで本日は、トレッキングポールの正しい選び方をご紹介したいと思います。
選ぶ際の3つのポイント
トレッキングポールを選ぶ際には、下記3つのポイントを抑えるようにしましょう。
- 材質
- 収納性
- グリップの形状
①材質
トレッキングポールの材質には、主に下記のようなものがあります。
- アルミ・・・メリット:安い デメリット:カーボンに比べて重い
- カーボン・・・メリット:軽い・強度が高い デメリット:高い・衝撃に弱い
- ハイブリッド・・・メリット:軽くて丈夫 デメリット:製品が少ない
初心者の方には、軽くて丈夫なカーボンがお勧めです。
ただ中にはカーボンよりも軽いアルミ製品もありますので、
上記の特徴を考慮しつつ、店頭で実際に触ってみるのが良いでしょう。
②収納性
収納性の点では、以下のような種類があります。
- レバータイプ・・・手軽に伸縮可能なタイプ。こまめに長さを変える人におすすめ
- スクリュータイプ・・・強度に優れているタイプ。険しいコースにおすすめ
- フォールディングタイプ・・・とにかく軽く、コンパクト。長さ調節はできない
こちらは自分の向かうコースに合わせて選択するようにしましょう。
どれがいいかわからない人は、スクリュータイプにしておくと安心です。
③グリップタイプ
グリップタイプの点では、以下のような種類があります。
- I字型・・・スタンダードなタイプ。初心者はこれを買っておけば問題ない
- T字型・・・少ない握力でもしっかり握れる
まとめ
トレッキングポールを選ぶ3つのポイントでした。自分に最適な一本を選んで、充実した登山ライフを送りましょう。