サバイバルの基本知識 ~水編~

楽しいアウトドア♪
だけど、自然の中に行くということは少なからず危険があるという訳で。
万が一、遭難した時のことを考えて、必要最低限の知識は身につけておきましょう。
アウトドアじゃない、災害、もしくは海外に行った時などで使えるかもしれないし、
ウンチクとして語れたら女の子にモテるかもしれません。(もしかしたら)

1.水の重要性

水が重要だってことはなんとなく誰もが知ってると思うのですが、
なぜ?ってことまで分かっている人はもしかしたら多くないかもしれません。

ご存知の通り、人間の体のおよそ3分の2は水で構成されております。
そして体内の水は以下の4つの重要なはたらきをしてくれています。

  1. 栄養やホルモンなどを溶かして、血液などの形で体に運搬する
  2. 体内の不溶物を排出するのを助ける
  3. 暑い日は汗をかくなどして体温調節する
  4. 食物が消化されていく過程で作用する酵素が酵素反応できるような場を提供する

どれが欠けても生きていけなさそうなはたらきばっかりですよね。
そしてこれらのはたらきをするために成人は1日2~2.5リットルの水を摂取しています。
(「水」としてだけではなく、食べ物やその他飲み物を含む)

たまに、絶食して1ヶ月生き延びた人などがニュースで取り上げられていますが、
これは水があった場合です。
水がなければと人は一週間も生きられません。

また、よく海で遭難した時は絶対に海水を飲んではいけないと聞きますが、
これは飲んだ海水の量よりさらに多くの水が必要となるためです。
(人間の体は一定以内の塩分濃度を保とうとする)
飲めば飲むほどノドが渇くなんて想像するだけでも恐ろしいですね。。

2.水の確保

水の確保の方法は大きくわけて3つあります。

  1. 濁った水・海水などを真水に変える
  2. 自然界に存在する水を集める
  3. 動物や木などから水を得る

濁った水・海水などを真水に変える

これは携帯用浄水器を持っておくことが1番早くて簡単です(笑)
一応、携帯用浄水器がない場合にも触れておくとこんな方法があるそうです。

  1. 底を切り取ったペットボトルを、さかさまにしてつるす。
  2. そのペットボトルの中に小石・木炭(焚き火の燃え残り)、
      砂か小砂利、丸めたバンダナの順番で入れる。
      (一番下が小石、バンダナが一番上)
  3. フタに小さな穴をあける。
  4. 濁った水を入れる。
  5. たまった水を約10分間煮沸して、飲み水に!

自然界に存在する水を集める

雨水や朝露、雪を集めて水にします!

動物や木などから水を得る

魚の脊髄の周りには、塩分の比較的少ない体液が蓄えられているので
魚を丸ごと食べるか脊髄の周りの体液をすする事で水分を補給することができます。
また、バナナの木や竹にも水が蓄えられているので、
それらを切って、一晩待つとあーら不思議、水が溜まっています(きっと)!

やっぱり携帯用浄水器を持っていくことが1番確実で簡単な方法だと思われます(笑)
従って、サバイバルに行くときは是非、携帯用浄水器を持参していきましょう。

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